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小川の辺〜選択の映画

東山紀之 主演 『小川の辺』鑑賞。

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この映画の人物は皆、

様々なモノに縛られている。

その最大最強なモノが封建制度であり、

組織の在り方、

そして個人の生き方や考え方など、

およそ全てにおいて、

その縛りは影響している。

その縛られて生きるモノ達が、

狭い選択肢の内より、

最低限になし得る選択をする姿を描いたのが、

この映画だったと思う。

脱藩するモノ、

それを追うモノ、

己の心を圧し殺して今ある己の立場に生きようとするモノ、

変わらぬコトを選ぶモノ、

人間らしさよりも優先されるコトがある世界で生きるモノも、

やはりみんな人間である。

ラストの選択からは、

その切なさが、

切々と伝わってくる。

現代は自由が溢れていて、

我々はそれに溺れている。

自由であるコトの価値を見失いかけていて、

自由と我儘をはき違えているモノも多数あろう。

封建社会という縛りの世界で最後に選ぶのは、

情により成された選択である。

そこに人間らしさが感じられる…。

それは素晴らしいコトだ。

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貪欲な自分が、

映画の日に、

一本の鑑賞で満足出来た・・・良い映画を観ました。

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