« 雪かきの音 | トップページ | 残雪 »

稽古場で何を怒るのか?

最近は稽古場で怒ってるって記事が多いようになっていますが、

どんな事を怒っているか?

例えば、

通し稽古前には、

その通し稽古に向けて集中していくべきです。

いい間違ったせりふをチェックしておくとか、

直前にもらったダメ出しをさらっておくとか、

シーン転換の段取りを確認しておくとか、、、

やるべき事は様々あります。

「○分後に通し稽古を始めます」

そう言われたのに、

そういう具体的な準備をしないのか?

具体的な作業や、

稽古に対しての集中力を高める必要があるのは、

見る側である自分も同じです。

前回の稽古を思い出し、

それとの違いを見出せるように明確にイメージします。

そういう風に、

稽古に向けての具体的な行為をすることが、

毎回の稽古に“目的意識”を持ち込むことに繋がります。

そういう準備なしに稽古に望んでも、

何も新しい発見は出来ません。

必要だからやるんです。

俳優ならば緊張感を取り除く為の作業も必要です。

ストレッチや発声などです。

本番に向けての稽古を積むという事は、

そういう具体的な事を積み上げる事だと思います。

そういうセンスのない人は、

毎回“無目的”に、

ただ稽古もどきをしているのです。

紙に書かれたせりふを口にするだけで芝居をしているような気になっているだけです。

だから、

何度も言われるダメ出しが直らないのでしょう。

そういう無神経さを、

自分は怒ります。

稽古場は有料で、

しかも使える時間は限られているにもかかわらず、

稽古場の外でも出来る事に気をとられ、

稽古場でしか出来ない事をやらない。

今やらねばならないことよりも、

今やらなくても良い事に気をとられて、

時間も空間も無駄にする、、、

そういう考えない行動にハラをたてます。。。

全ては無目的な稽古につながる事です。

自分のそういう考えが唯一の正解だとは思いません。

だから、

自分なりの哲学をもって演技に向かい合ってくれれば良いのですが、

そういうこだわりも持っていない事が腹立たしいのです。

何のために演劇をするのか?

考えない人達には、

そういう疑問はないのでしょうね。。。

|

« 雪かきの音 | トップページ | 残雪 »

稽古日誌」カテゴリの記事

コメント

先月、富良野塾の「谷は眠っていた」を観ました。
富良野塾一期生たちの、演劇にかける情熱にとってもとっても感動して、演劇をする方々に対する感情が変化しました。
昔ミュージカルですが、大手の「four seasons」さんの「猫」を観た時より感動したんですよね。

帰り際、観客をお見送りしていた倉本聰さんの姿をちゃんと見なかったのを後悔してます(笑)


投稿: シンディ老婆 | 2010年2月 4日 (木) 11時10分

自分も若い人達の演技には、
技術よりも情熱を見たいです。

投稿: どかん | 2010年2月 5日 (金) 15時53分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/173009/33211307

この記事へのトラックバック一覧です: 稽古場で何を怒るのか?:

« 雪かきの音 | トップページ | 残雪 »