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生活する事と、生きる事の違い

演技が上手いとか下手とか、

そういう事よりも、

何も考え無しに行為を行っている事がダメなんです。

ただ脚本の字面を追うのに精一杯で、

自分がどんな演技をしているのかもわからず、

何を表現せねばならないかも考えず、

そんな稽古をいくら続けても、

何も上達するはずがありません。

最終的には、

演出なり監督なりに、

『こういう風にしてくれ』

といわれて、

「はい、わかりました」

とばかりに、

何故そういう表現を要求されたのかの意味も判らず、

考えず、

そういうモノが演技なのだと理解して、

創造性の欠片も持てない俳優もどきになって行くのです。

監督の要求に完璧にこたえられるなら、

そういう技術を売る俳優にはなれます。

そうでないダメな俳優モドキは、

使い捨てられるのです。

仕事としての演技を求められない俳優はプロではく、

俳優として“生活していく”事は出来ません。

でも、

人から仕事としての演技を要求されなくても、

自分の内にある表現したいテーマが明確ならば、

俳優として“生きていく”事は出来ます。

自分が関わった人には、

上記の内のどちらかには、

なれる人になって欲しいのです。

プロを目指すなら“技術”を、

そうでないなら己の描きたい“テーマ”を、

もちろん両方共が必要なのですが、、、

それぞれ求める何かを見据えた価値を、

受けるレッスンに見出して欲しいのです。

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