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稽古場へ行きます。

先日の高校生主体の発表会の稽古場で、

久々に稽古中に大笑いしました。

のびのびと演技したり歌ったりするのはとても楽しい、

そういう“楽しい稽古場”です。

今から行く稽古場は、

ここのところ毎日キレている稽古場です。

あまりにハラがたったので、

ついに昨日は先に帰ってしまいました。

その後に自己反省する部分も多いのですが、

きっと今日もコレからキレんだろうなぁ・・・

というか、

もう開き直って“キレる気”満々です。

一方は高校生のアマチュアたち。

もう一方はプロまたはプロを目指しているモノたちの公演。

アマチュアだから楽しくていい?

プロだから苦しまなくてはいけない?

アマチュアだって苦しみながら稽古しているし、

プロだって楽しみながら稽古した方が良いにきまっています。

大事なのは中身です。

作品を上演する事がどういう事なのか?

それを理解しているか?

プロを目指す人達が、

何の目的意識もない稽古をし続けることにハラがたつんです。

作品の意図を理解しようとしない。

だから自分の役を理解できていない。

だから何を演技すれば良いのかわかっていない。

だから何も積み重ならない稽古しか出来ない。

だから、

我々はもっと脚本を読んで考えろといいます。

脚本を読むという事は字面を読むことではなく、

作品のテーマを理解すること。

役の請け負う意図を理解すること。

会話やシーンの意味を理解する事。

その事の意味と重要性について何度も何度も言っています。

具体的な読み解き方のコツについても話しています。

毎回毎回、

それしか言っていないといっても良いくらいシツコクいっています。

なのに、

それについて何一つ具体的に自分で考える事をしない!

一人で考えてわからなければ聞きに来ればよいのに、

それもせず、

理解していない事をそのままにし続けるセンスがダメです。

こういう“モノの考え方”などは、

一度や二度の稽古で身につくことではないですから、

長い目で見なければなりません。

だから、

演技が下手だという事事態は許せるのです。

本人が今以上の自分を求める気持ちさえあれば、です。

そういう気持ちがあれば、

物事を具体的に考えるはずです。

考えないから上手くならないんです。

考えなくても上手く演じられればそれはそれでよいです。

そういう人が演技の天才なんでしょうから。

そうじゃないから、

我々は具体的に考える事で天才の感性に対抗するんです。

今日の稽古はボスが不在です。

きっと、

今日も自分はキレると思います。

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コメント

私は他の人にどこまで求めて良いのか、求めるべきなのかでけっこう悩みます。私が求める到達点と相手が考えている到達点は違うでしょうし、求める到達点が違えば温度差も生じてしまうし。

投稿: シンディ老婆 | 2010年1月25日 (月) 21時43分

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