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演劇を志す人達へ…

とにかくセリフに頼りがちです。

それはセリフが説明的過ぎるってコトだけじゃなくて、

作家は“ソレ”をセリフに書いたコトで、

俳優は“ソレ”を口に出すコトで、

演出は“ソレ”をカタチにするコトで、

肝心な“ソレ”を表現したつもりになってしまっているコトです。

それが、

ソレを“表現”しているのではなく、

ただ“説明”しているに過ぎないというコトにまるで気づいていないので、

本人たちは“芝居を作っているつもりになっている”コトにも気づかないのです。

我々の成すべきコトはキレイな言葉を並べ、音声にして吐き出すコトではなく、

それを言う状況を整理してカタチにするコトでもありません、

その言葉の真意を伝えるための表現方法を見つけ出すコトです。

そのセリフだけ頑張って感情を込めても、

演技の組み立ての中で、
そこに繋がる心の動きをまったく見せていないから、

こっちの心には何も届かないのです。

「そのセリフの中の想いを、その前の部分のどこで表現してたの?」

そういう疑問だけしか生まれません。

惜しむらくは、

そういう薄くて安い演技が一般的になってしまっていて、

自分のような考え方をする者が少ないコトです。

つまりは、

自分は主流派ではない
=マイナーな存在だというコトですね。。。

だけど、

そこを譲ってしまったら、

自分にそれを教えてくれた先輩方にあわせる顔がないし、

何より自分が表現活動を行う理由もなくなってしまいます。

そういう薄くて安い演技は楽です…カラダを使うコトがあっても心をあまり動かしていないからです。

目に見えない心の動きを目に見せる為にどういう演技をすれば良いのか?

それは血反吐をはくように苦しい作業です。

そこを避けていては、

自分が心を動かさなければ、

見ている人の心は動きませんでしょ?

それが、

松元の演劇についての考え方の一つです。

演劇を志す人達へ、

何でも良い…自分なりにそういう哲学を以て演劇に取り組むコトが出来るようになって下さい。

そしていつか、

その哲学が重なり合う時が来たら一緒に芝居を作りましょう。

その時を心から楽しみにしています。

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