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『一期一会』の話し

人生のテーマは何ですか?と訊かれると、、、

って、実は実際に訊かれた事はないのでして、

好きな言葉とか四文字熟語とか、そういったトキに答える事が多いですが、

『一期一会』だと答えています。

“おやダン”のコンサートを見に来て下さるお客さんたちとの出会い、

それは芝居の世界でもそうですし、

教えている生徒達との出会いもそうです。

もしかしたらもう2度と逢えない人達もいますが、、、

それだからこそ、生涯唯一のこの出会いを大切にしていきたい・・・。

と、実際は人付き合いの苦手な自分は思っているのです。

この言葉との出会いは、今はなき母方の祖母の書いた書なんです。

京急油壺マリンパークでイルカ・アシカショーの司会の仕事をしていた十年前、、、

三浦半島の先っちょにあるマリンパークまで東京から通うのは大変だったために、

戸塚にあった母方の実家に、

マリンパークに通う週末に泊まらせてもらっていたんです。

当時もうすでに祖父も祖母も亡くなっており、

住む者はなくて家だけが残っていて、

近場に住んでいた叔母が郵便受けに放り込まれるダイレクトメールの処分などをしに時々訪れる状態でした。

正月などには親戚一同が年に一度集まってワイワイガヤガヤ楽しく過ごしたその家も、

主がなくなったあとにはその思い出だけを残り香として漂わせながら、

変わらずにそこにあり続けました。

祖母はお習字の先生をしていて、

子供の頃に年賀状などを出すと、その返事に返ってくる手紙は、子供心にもわかる達筆でした。

その祖母の色紙に書かれた文字がリビング(風の部屋)のテレビの上の壁に飾られていたんです。

『一期一会』その言葉は昔から耳にしていたし、意味もなんとなくわかっていましたが、

それまでは、そんなに心に響くような言葉ではアリマセンでした。

しかし毎週毎週その書を目にするにつれ、

その言葉のもつイメージが自分の中に刷り込まれていくのを感じました。

その頃というのは30歳になる年、、、

おやじダンサーズを始めたばかりの頃で、、、

アナウンス学院で教えを始めたばかりの頃で、、、

マリンパークというそれまでとはまったく違うショーの司会という仕事に右往左往していた頃で、、、

それまでとは少し違った仕事にイロイロなことを教えられていた頃でした。。。

20代の頃にはお芝居で日本中を廻っていたので、

その時にも多くの人達とすれ違ってきていましたが、

30代の幕開けにはそれにもまして、

それまでとは違った世界の人達との出会いが多くなっていったんです。

それを実感したトキに、その祖母の書いた書『一期一会』が、自分の中に一つのテーマとして実感出来たのだろうと思うのです。

もしかしたら、子供の頃にもその書を目にしていたのかもしれません。

でも、祖母が亡くなるまで、その事には気付かずにいたのかもしれません。

そう思えば、自分がいかに「出会い」というモノに鈍い生き方をしてきたかというコトを痛感させられます。

そう思う現在も、やはり鈍い生き方をしている自分がココにいるコトに気付きます。

その度に、自分はこの言葉とその価値を噛み締めて生きていきたいと、

痛烈に思うのです。

そんな10年前のコトを、

40歳になった正月に静々と思い返しています。

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