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ちょっとだけ演劇の話しを

公演を振り返って・・・の話し。

今回はちょこっとだけ公演の中身についての話を。

基本的に、それを観たお客さんが決める事なので、その感想に異を唱えるツモリは、ましてや言い訳するツモリはありませんが・・・。

コントと芝居の境界について。

今回の舞台の前半パートを、観劇下さった方々の殆どが、コントだと思っているようです。

ですが、作り手からしたら、あれはコントではなく、芝居なのです。

まぁ、お客様には、結果的にコントにしか見えなかったようなので、コントといわれても仕方がありません・・・。

そして、そのお客様の視点こそが、正解なのでしょう。

そんなあの作品が、なぜ芝居だと、ドカンは言い切るのか?

コントと芝居の違いとはなんでしょうか?

ドカン的解釈を申し上げますと、、、

コントとは、ネタを見せるもの。。。

芝居とは、、、

人間を見せるもの。。。

結果的には、笑いの部分のみが印象に残ったとしても(今回の作品が、笑いに関して優れていたか否かはさておきまして・・・)それは目的ではなく、結果でしかなく・・・見せたかったのは、そういう行動を取る人間そのものだから・・・。

稽古場でも、演者に対するダメだし(稽古後に、ココを直して下さいと、演出が俳優に出す注意点)でも、そういう部分~その人間の感情面だとか、そこにいる二人の人間の関係性についてだとか~芝居の基本的なトコロを大事に創っていきました。

だから、作り手としての見解は、あれはコントではなく、芝居だったのです。

ぶっちゃけていえば、お客さんに喜んでもらう事が第一なので、楽しんでもらえたならば、それがコントと思われようが芝居だと思われようが、構わないってのは事実なんですが、、、

思いは芝居、、、それがコントにしか見えなかったことは、己の作劇術、演出力の無さとして受け止めなければならない、という事実。

それを受け止めなければならない、、、そんなコトを痛感した今回の公演でした。

追記。

ブローダーハウスの劇場主さんが、ご自身のブログにて、上演作品についての感想を書いてくれています。

うちの芝居の感想部分で、

前半は笑いの芝居・・・』って書いてくれていました。

さすが劇場主さま、目が肥えてらっしゃる。

わかってくれる方もいました。。。

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コメント

コントは演劇(芝居)の一ジャンルのようです。
まあ、定義はともかく、いいコントは人間の真実の一面が描かれていると思います。

コント 1 [(フランス) conte]
(1)短編小説。特に、風刺やひねりの利いた軽妙な短い物語。
(2)風刺に富んだ軽妙な寸劇。

http://wpedia.search.goo.ne.jp/search/33802/%A5%B3%A5%F3%A5%C8/detail.html
コント(conte)とは、笑いを目的とする寸劇のことを指す。フランス語の「conte」(小説・寸劇)が語源となっている。
日本においては、20世紀半ばより演芸とされる分野の中で演じられるものが多い。

投稿: ジュテーム | 2007年7月31日 (火) 01時27分

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