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演出の仕事

演出の仕事
公演を振り返るシリーズ。

本番中、演出は何をしているのか?

正解は…

何もしていない、です。

稽古場での作業が演出作業のほぼの全てで、劇場入りしてからは、その実務を舞台監督に引き継ぐ為、世の多くの演出家が、初日の幕が開けば自分には居場所がない、そう答えるでしょう。

客席やブースの広い劇場ならば、そこからお客さんの反応にドキドキする楽しみがありますが、今回はどちらも定員いっぱいだったので、ドカンは劇場の奥に引っ込まざるを得ません。

そんなドカンは黒い衣装に着替えて、にわか転換スタッフになります。

舞台に登場する大半は暗い中です。

ちなみに舞台に登場していない大半は、暗い楽屋でモニターチェックしています。

同じ暗いトコロならば、せめて舞台の袖で、少しでも客席の反応を観察したいのですが、狭い舞台袖では出演者に邪魔にされてしまいます。

娘に嫌われるお父さんみたいです。

楽屋で独りモニターを見るドカンには、よしんば出演者が台詞を間違えても助けてあげられません。

こんな写真を撮るくらいしか、本当にするコトが無いのです…家に居場所の無いお父さんみたいです。

ちなみにこの写真…本番中に届いた“誕生日おめでとう。今何してるの?”っていうメールへのお返事用に撮りました。

それくらい、本番中の演出家にはする事が無いのです。

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