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『地球へ…』故郷への旅立ち

加藤ミリアが歌うエンディングテーマがイイですね。

『Love is…』

あの優しさ漂う感じがイイ。

ソルジャー・ブルーがジョミーに託した“はてなく遠い想い”と、それを受け継ぐ決意を胸に刻むジョミーがこれから遭遇する苦しみから、彼らを優しく包んであげて欲しいです。

〈ANIMEX 1200シリーズ〉(5) 交響組曲 地球(テラ)へ・・・ Music 〈ANIMEX 1200シリーズ〉(5) 交響組曲 地球(テラ)へ・・・

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その昔、映画のラストに流れた『愛のプラネット』に等しく作品のテーマを現す名曲だと思うのです。

♪『何があっても
  手をつなぎ
  私たちは生きていこう…』

昔ドカンちゃんが、全国の小学校を廻っていたトキの芝居に、好きだったセリフがあります。

「手に武器を持つより、その手で握手をした方がどんなにマシだろう…」

それが決して有り得ないコトがわかる現実の中でも、自分もそう願わずにはいられません。

今回物語に登場したセキ・レイ・シロエは、ソルジャーと出会えなかったもう一人のジョミー。

そして、ジョミーの、いまだソルジャーになれない苦悩が描かれました。

映画では一瞬だけすれ違った『ジョミー』と『シロエ』の2人…。

原作や映画では深くは描かれなかった2人の関係ですが、今回の経験が、将来ジョミーの更なる心の痛みとして、彼を成長させる糧として描かれる…もし作品には描かれなくても、そういう想像力を刺激してくれます。

ジョミーくん…君はまだまだ若いのです。人間としてもミュウとしても。
失敗を繰り返して成長していくのが正しい姿なのですから。

テラへの長い旅のなかで彼は多くの困難に立ち向かい、ミュウを、そしてこの物語の先にあるテーマへと、我々を導いてくれるコトでしょう。

力だけでは強くなれない。経験や知識、英知など他にも必要なコトは多く、道は遠い…。でもそれを補うモノがあるとすればそれこそが“勇気”や“若さ”“情熱”など。それこそが生命力=生きていく力ではないかと思うのです。

テラへの遠い道のり、それは相互理解へと続く道のり。

彼らが闘うべき相手とは、その立場を異とする人類ではなく、、、
自分と異なる他者を差別し区別するコト。。。

互いに同じ“弱さ”を抱えた同じ人間であるということを認めあうコトが分かり合う為の第一歩ではなかろうか?

心を伝えるコトに長けたミュウでさえ、人間と同じく他者への偏見や差別を自分の心から消しさるコトが出来ていない。
心を伝えるコトと同じく、他者を偏見や誤解なく理解しようとする努力が必要だろう。

現実に於いて人は誰もが自分の抱く理想や正義に基づいて行動する。
他者の抱くそれが、自分にとって受け入れ難くとも、それを理解しようとするコトは出来ないだろうか?

原作には無い部分を描くコト。

その作品に関わる多くのセンスと才能によった、それぞれのメディアに合わせた形態で、その作品を膨らませるコトが出来ます。

その時に忘れてはならないのはその作品のテーマが何かということ。
何を大切にしてその作品を描くのか?
それをハズしてしまうと、それは別のモノになってしまう。
その必然に向かって膨らませていけるなら、それは原作に負けない名作になりうるでしょう。

ジョミーの辿る旅の行方に期待しています。

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