« 「ガンダム」なヒゲソリ | トップページ | 初通し稽古…なるか? »

つい本気になってしまいます。

これは“発表会”なんだってのはわかってるんですけどね、つい生徒相手に本気になっちゃうんです。

19日(月)の稽古。

先週末にて当たりをつけたラストシーンまでの流れを、今度はちゃんと本役の人間で確認していきます。

クライマックス~ラストシーンまで、一気に盛り上げていきたいトコロ。

間には幾つか遊びのシーンもあったけれど、上演時間の関係と上記の演出的な狙いから、それらを思い切ってかなりの分量をカットしました。

これで、全体的に台詞が減った分、ストーリーを説明している箇所が減ってしまったけれど、『主人公の女の子が人生のなかでズーッと抱え続けてきた心の傷』ってもんがハッキリしてきたハズです。

アトはそれを磨きあげていくコトが出来れば、今回の芝居のテーマとして見に来てくれたお客さんの心に届くはずだと信じています。

稽古後、職員室で他の先生方と、それぞれのクラスの印象なんかを話してますが、そんな中よくこんな話しが出ます。

「稽古に熱中してくると、相手が“生徒”だってコトを忘れてしまうんですよね。」

そうなんです。つい声が授業のトキよりも大きくなって、、、

まるで、自分たちが芝居を創ってるときのように、激しい声で生徒に指示を出したりダメ出ししたり、、、

稽古が終わると生徒よりもコッチの方が疲れてたり、声が枯れていたりします。。。

頭ではわかってるんですよ、

「彼らはまだ初心者で、初舞台のコだって大勢いるんだ」

ってコトは、、、

でも、やはりそんな理性的なモノの考え方よりも、経験によって培われた“演劇人としての熱い血”が、自分を激しくさせてしまうのです。

これは芝居や演技にも言えることですが、、、

モノを動かす為には熱量エネルギーが必要です。

物理的なコトはモチロンですが、“言葉”や“気持ち”など目には見えにくいモノも、やはりそうなのです。

相手に対して訴えていくモノ、熱くかけていく気持ちや熱意が無いと、人の心は動かせません。

モチロン、お客さんに対しても、です。

演者の熱量が、場の(劇場の)空気を動かし、それが感動と共にお客さんの心を動かして行くのです。

生徒諸君。将来プロとして演技の仕事をしていくためには、「演技が上手いコト」も必要だけれど、今君達にとって最も必要なのは、そういった上手く見せる為の技術ではなくて、「本当に人の心に訴えかける熱い心を養うコト」です。

今は、、、

下手で当たり前なんです、、、

ブキッチョで当たり前なんです、、、

其処から一歩でも前に進んでいく意欲と、努力する習慣を身につければ、君は確実に、今よりもっと前に進んでいけるのだから。

未来の自分の為に、今というトキを必死に生きてみましょう。

|

« 「ガンダム」なヒゲソリ | トップページ | 初通し稽古…なるか? »

稽古日誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/173009/5412672

この記事へのトラックバック一覧です: つい本気になってしまいます。:

« 「ガンダム」なヒゲソリ | トップページ | 初通し稽古…なるか? »